TDSニコチン依存度テスト

禁煙治療の保険診療で用いられる、ニコチン依存度テスト。

ニコチン依存度テストで4点以下の方は、 ニコチン依存症の治療への保険適応はございません。自費での治療となります。

TDS(Tobacco Dependence Screener)は、WHO(世界保健機関)の「国際疾病分類第10版」(ICD-10)やアメリカ精神医学会の「精神疾患の分類と診断の手引き」の改訂第3版および第4版(DSM-Ⅲ-RおよびDSM-Ⅳ)に準拠して、精神医学的な見地からニコチン依存症を診断することを目的として開発されたものです。

質問項目は全部で10項目で、これら10問の点数の総計でニコチンへの依存度を判定します。
5点以上で「ニコチン依存症」と診断されます。

少し専門的なお話になりますが禁煙外来等でよく用いられるFTND(ファーガストロームニコチン依存度テスト)は、喫煙の生理学的な依存に対し用いられるが、当院の用いているTDSは精神医学的立場から薬物依存としてのニコチン依存症診断に用いられるテストです。

禁煙に向けての取り組みとしてニコチン依存度テスト

TDSニコチン依存度テスト

設問内容









5点以上が「ニコチン依存症」